正常な舌苔=健康的な舌とは
良い舌苔の目安
舌の苔は、正常な場合には、舌の回りと尖端にはなく、舌先1センチくらいから奥に行くにしたがって、白い苔が全体に薄く均等についています。
健康的な舌の目安
健康的な舌の表面は、薄く白い舌苔の中に、点々と味蕾細胞が確認できます。
そして、透明感のある、白い舌苔を通して、うっすらとピンク色の舌体が見えます。
そのように見える時は、舌苔が一番良好な状態の時です。
ちなみに、綺麗なピンク色や鮮明な赤色の舌は、実は問題があります。
東洋医学では、「紅舌」と言って、状態のよくない舌の一種に、分類されます。
毎日変化する舌苔
じつは、舌苔の量は、一日の中でも変化します。
何故なら、舌の状態は、ストレスや他の臓器の生理活性によって変化するからです。
例えば、起床時や、疲れた時は、この白い舌苔の量は増加します。
そして、身体が活動し始め、生理機能が高まると、舌苔は正常な状態になります。
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