舌苔とドライマウスと口臭

舌苔と口臭~ドライマウスによる影響




  1. ドライマウスになると、唾液が減ります。
  2. だ液が減ると、舌苔が増えます。
  3. 舌苔が増えると、口臭が強くなります。


ドライマウスになると、だ液が少なくなり、口腔環境は悪化します。
口の中の汚れが多くなり、舌苔の量が増えます。

舌苔からは、硫化水素という、揮発性硫黄化合物が発生します。
揮発性硫黄化物(きはつせいいおうかごうぶつ=VSC)

揮発性硫黄化合物(きはつせい・いおうかごうぶつ)は、生ゴミのような臭、卵や野菜が腐ったような臭い、魚が腐ったような臭いを特徴としています。

つまり、まわりの人が顔をそむけるような悪臭が、口から出てくるわけです。
ドライマウスになった人の多くが、口臭のトラブルに悩んでいます。

また、分厚くなった舌苔は、舌表面の味蕾(みらい)をブロックし、味覚異常の原因にもなります。